【徹底比較】パナソニックEH-NA9MとEH-NA0Jの違い｜髪質・時短・年代別にどっちを選ぶべきか解説

パナソニックの人気ドライヤー「EH-NA9M」と「EH-NA0J」、どちらを選ぶべきか迷っていませんか？

本記事では、ナノイーの違いや速乾性能、ヘアケア効果、価格などを徹底比較し、それぞれに向いている人の特徴を詳しく解説します。

あなたの髪質や求める機能に合った最適なモデルを見つけましょう！

EH-NA9MとEH-NA0Jの違いをざっくり比較【結論を先出し】

結論｜髪質改善重視ならEH-NA0J、価格とコスパならEH-NA9M

パナソニックのヘアードライヤー「EH-NA9M」と「EH-NA0J」は、どちらも高性能なナノイードライヤーですが、注目すべき違いは「ナノイーの浸透力」と「価格差」にあります。

• 髪の内部までしっかり潤したい人、髪質改善を重視する人には「EH-NA0J」がおすすめです。高浸透ナノイーを搭載し、水分発生量はEH-NA9Mの約1.9倍（公式情報）にアップ。
• 一方、価格を抑えつつもナノイー効果と風量のバランスを求める人には「EH-NA9M」がおすすめ。性能と価格のバランスがよく、コスパに優れたモデルです。

選び方早見表｜あなたに合うのはどっち？（年代・ニーズ別）

タイプ	EH-NA9Mがおすすめ	EH-NA0Jがおすすめ
年代	20代〜40代のコスパ重視層	30代以降の髪の乾燥やエイジングが気になる人
髪質の悩み	うねり・広がり対策に興味がある	ハイダメージ・パサつきが深刻
仕上がりの好み	ボリューム感のあるふんわり仕上げ	しっとりまとまりのある仕上がり
ライフスタイル	忙しい朝に時短で乾かしたい	毎日のヘアケアを美容室レベルに近づけたい
使用者の人数が多い家庭用	家族で共用するならコスパ重視のNA9M	自分専用でじっくり使いたいならNA0Jがおすすめ

※なお、EH-NA9Mについては以下の記事で詳しく解説しています。
パナソニックドライヤー「ナノケア EH-NA9M」の効果と口コミ：髪がサラサラ・しっとりになる秘密とは

※EH-NA0Jについては以下の記事で詳しく解説しています。
パナソニックナノケア「EH-NA0J」ヘアドライヤーの口コミ・効果・使い方徹底解説

【比較表】EH-NA9MとEH-NA0Jの違いを一覧でチェック

パナソニック公式の仕様・価格比較表（税込）

以下はパナソニック公式サイトのデータを元にした、両モデルの比較表です（2025年7月時点）。

項目	EH-NA9M	EH-NA0J
発売年	2024年	2022年
ナノイーの種類	通常ナノイー	高浸透ナノイー
風量	1.5㎥/分	1.6㎥/分
温風温度	約95℃	約95℃
静電気抑制	○	○
スカルプモード	○	○
サイズ	高さ22.1cm×幅16.1cm×奥行7.4cm	高さ22.1cm×幅14.8cm×奥行7.4cm
重さ	約580g	約550g
カラー	・ノーブルグレー ・ノーブルベージュ	・ディープネイビー ・ラベンダーピンク ・ウォームホワイト ・ミストグレー
価格	29,700円 ※2025年7月時点	33,610円 ※2025年7月時点
音の大きさ（dB）	約83dB	約82dB
5分使用時の電気代	約2.7円	約2.7円

^{※音の大きさは【無音が欲しいあなたに】実測で静音ドライヤーを厳選！速乾を両立した最新ドライヤーはこちら！を参考
※電気代は1.2kw×5分（1時間の1/12）×27円で計算}

※なお、EH-NA0Jについては以下の記事で詳しく解説しています。
パナソニックナノケア「EH-NA0J」ヘアドライヤーの口コミ・効果・使い方徹底解説

価格：EH-NA9Mは29,700円、EH-NA0Jは33,610円

• EH-NA9Mの価格：29,700円（税込）
• EH-NA0Jの価格：33,610円（税込）

約4,000円の差がありますが、EH-NA0Jは高浸透ナノイーを搭載し、髪の水分保持力が大きくアップしているため、美容意識が高い人にはその差額以上の価値を感じられるでしょう。

風量・乾燥スピード・イオン機能の違い

• 風量はEH-NA0Jの方がやや強力（1.5㎥/分）で、乾燥スピードも優秀。
• イオン機能では、EH-NA9Mが「ナノイー＋ミネラルマイナスイオン」に対し、EH-NA0Jは高浸透ナノイー＋ミネラルマイナスイオン。
• ナノイーの浸透力が約1.9倍という公式データは、EH-NA0Jの大きなアドバンテージ。

デザインとカラーの違い

• EH-NA9M：
  • カラー：ディープネイビー（A）・モイストピンク（P）など
  • 柔らかみのある光沢ボディ
• EH-NA0J：
  • カラー：ネイビー（A）・ラベンダーピンク（VP）
  • 高級感のあるマット仕上げ＋金属感アクセントのあるノズル

EH-NA0Jは高級感あるデザインが魅力。一方、EH-NA9Mはカジュアルな印象で、若年層や家族共用にも適しています。

サイズ・重量の違い｜旅行や収納に向いているのは？

項目	EH-NA9M	EH-NA0J
本体サイズ	高さ22.4×幅21.6×奥行8.9cm	高さ22.1×幅14.8×奥行7.4cm
重量	約575g	約550g

• EH-NA0Jのほうが軽量＆スリムで、持ち運びや収納に便利です。
• 旅行やジム用に携帯したい人にはEH-NA0Jが◎。

【ヘアケア効果の違い】ナノイーの性能差と髪質への影響

高浸透ナノイーとナノイーの違いとは？

パナソニックのドライヤーに搭載されている「ナノイー」は、水に包まれた微細なイオンで、髪や肌に水分を与える独自技術です。しかしEH-NA0Jに搭載されているのは、さらに進化した「高浸透ナノイー」。

項目	ナノイー（EH-NA9M）	高浸透ナノイー（EH-NA0J）
水分量	通常レベル	約1.9倍（公式比較）
浸透力	表面まで	髪の内部（角質層）まで届く
保湿力	○	◎

高浸透ナノイーは、髪の内部にまで水分を届ける力があり、しっとり感やまとまり感に明確な差が出ます。特に乾燥毛やカラー・パーマを繰り返している人には、その効果が実感しやすいと評価されています。

• EH-NA9M：通常のナノイーで基本的な保湿効果
• EH-NA0J：高浸透ナノイーで髪の水分量アップ＆パサつき防止

水分量の違いが髪に与える具体的効果

うねり・広がりの抑制力

髪のうねりや広がりの主な原因は、水分バランスの乱れです。湿気が多い日には、乾燥した髪が空気中の水分を吸収し、毛髪内部が膨張することでうねりや広がりが発生します。

• EH-NA0Jの高浸透ナノイーは、髪の内側にしっかり水分を保持することで、湿気によるうねりや広がりを大幅に抑制。
• EH-NA9Mのナノイーもある程度効果がありますが、より敏感な髪質の人や梅雨時期などにはNA0Jのほうが効果的です。

毛先のまとまり・ツヤ感

高浸透ナノイーは、髪のキューティクルの密着性を高め、毛先のパサつきや枝毛を防ぎます。

• 毎日のブローで毛先が乾燥しがちな人でも、EH-NA0Jを使うとまとまりやすく、自然なツヤが出るのが特徴。
• EH-NA9Mでもナノイー＋ミネラルマイナスイオンの効果である程度のツヤは期待できますが、髪質の改善という点ではEH-NA0Jに軍配が上がります。

なお、パナソニックは20年以上前からナノイー技術に関する研究論文を発表しています。『スキンケアおよびヘアケア効果を有した帯電微粒子水デバイスの開発』（パナソニック技報Vol.60, No.2, 2014年11月）においても、ナノイー技術による潤い効果が実証されています。

美容室で使われる理由｜プロの声を紹介

一部の美容室では、EH-NA0Jを実際に施術後のブローやヘアケアに使用しています。

プロの声：your SELECTより

「高浸透ナノイーで髪の内側まで水分補給、驚きの指通りに」

美容師が推奨する最大の理由は、「時短でありながら髪質改善効果があること」。乾かす時間は短く、それでいてしっかり内部補修ができるという点で、プロにも支持されています。

EH-NA9MとEH-NA0Jどちらがおすすめ？ユーザー別に解説

【30代〜40代】仕事で髪の印象を重視する人

仕事で人と会う機会が多い30代〜40代は、髪のツヤやまとまりが見た目の印象に直結します。そんな方には、EH-NA0Jがおすすめ。

• 髪の質感を整えることで、清潔感や信頼感のある印象に。
• カラーやパーマによる乾燥をカバーし、しっとり落ち着いた仕上がりに。

一方で、価格を抑えつつ最低限のケアもしたいという人には、EH-NA9Mでも十分に満足できる性能があります。

【60代以上】髪のボリューム・パサつきが気になる人

年齢とともに髪は細くなり、ハリ・コシ・水分が失われがちです。60代以上の方には、保湿力の高いEH-NA0Jが向いています。

• 高浸透ナノイーが髪にうるおいを与え、ボリュームダウンを防止。
• 柔らかくハリのある髪に整え、若々しい印象をサポートします。

EH-NA9Mでも基本のヘアケアはできますが、髪の変化を強く感じている人にはEH-NA0Jの効果が実感しやすいです。

【子育て中】朝の時短重視ならどっち？

子育て中の方は、時間と効率が命。この点ではEH-NA9Mの風量（1.5㎥/分）でも十分速乾ですが、EH-NA0Jはさらに強力（1.6㎥/分）で速乾性が高いのが特徴。

• ドライ時間が従来の約60％で済むとのレビューもあり、髪が多いお子さんや自分のケアに時間が割けない人に最適。
• 一方、価格とのバランスを考えると、EH-NA9Mでも十分時短効果があります。

朝の慌ただしさで「少しでも早く乾かしたい」というなら、EH-NA0Jが一歩リードです。

【髪のダメージが気になる人】カラー・パーマ経験者向け

カラーやパーマをしている髪は、水分保持力が落ち、キューティクルが損傷している状態。そうした髪には、補修と保湿の両方をサポートできるEH-NA0Jが断然おすすめ。

• 高浸透ナノイーで髪内部の水分量が増加し、ダメージ部分を内側からケア。
• ミネラルマイナスイオンとの相乗効果で、キューティクルの密着性を高め、枝毛や切れ毛の発生を抑える。

EH-NA9Mもベース機能は優秀ですが、ダメージケアを本格的に求めるならEH-NA0Jが安心です。

口コミ・評判の比較

EH-NA9Mの口コミ

〇良い点

• コスパが良い
• ナノイーで髪がしっとりする

髪がしっとりします。
風量たっぷりなのでスピードも問題なし。
買ってよかった商品です。

Amazonレビューより引用

周りの若い人達が、ドライヤーの大切さを強く言うので、安いドライヤーしか使ったことのないパサパサ頭が、今更治るのかと、半信半疑で自分にご褒美と買いました。で、今まで、必ずヘアクリームとか、オイル系が必要だった髪質ですが、今の所、オイル系は使ってません。ナノのお陰かどうか？でも、明らかにパサパサではなくなって来ました。70代でも変わるんです。

Amazonレビューより引用

〇悪い点

• 高浸透ナノイーがないため、保湿効果はEH-NA0Jに劣る

風量はものすごくうるさいのに乾くのが遅い
口コミはオイル無しでサラサラって書いてあったけど、逆にオイル追加しました
高いお金出したのに残念、、返品するか迷い中

Amazonレビューより引用

EH-NA0Jの口コミ

〇良い点

• 高浸透ナノイーの保湿力がすごい
• 風量が強く速乾性が高い

高価なので悩みに悩みましたが、結果これを選んで本当に良かったです！軽いし機能もバッチリ。髪がツヤツヤになります。乾くのも早い。なのにパサつかない。パナソニックでももう少し安い機種と迷いましたが、妥協しなくて良かった。オシャレだし使用のたび気分が上がります。

Amazonレビューより引用

風力が強いからすぐ乾く。けど仕上がりはうる艶になる。

Amazonレビューより引用

〇悪い点

• 価格が高め
• 若干重い

数年前のナノケアよりも、はるかにツヤは出る気がします。
しかし、風量が弱く物足りない感じです。
高い値段だったので残念です。

Amazonレビューより引用

縮毛なので、1年も悩んだ末に、思い切って購入しました。企業HPにも、製品動画にも、無かった。「縮毛には効果が感じにくい」と同梱の取説には書いてありました。ナノイーは肌にも良いと言うので、顔やデコルテに風をあててます。スイッチ入れた時に、自動的に「強」になり、音もします、見た目より重さもあります。

Amazonレビューより引用

どちらを買った人が満足している？

• EH-NA9M：価格を抑えてナノケアを試したい人
• EH-NA0J：髪のまとまりや水分量を重視する人

競合モデルとも比較！NA0J/NA9Mは他シリーズより買い？

EH-NA2J、EH-NA0G、EH-NA0Eとの違いと位置づけ

パナソニックのヘアードライヤーシリーズは、価格や機能に応じて複数のモデルがラインアップされています。EH-NA9MとEH-NA0Jは、以下のようにシリーズ内で中〜最上位機種に位置づけられるモデルです。

モデル名	特徴	発売年	税込価格（公式）
EH-NA2J	シンプルなナノイー機能・軽量モデル	2023	14,300円
EH-NA9M	ナノイー＋ミネラルマイナスイオン搭載	2023	29,700円
EH-NA0G	高浸透ナノイー搭載の前世代モデル	2021	終売（市場在庫）
EH-NA0E	EH-NA0Gと類似、性能はNA0Jより低め	2020	終売
EH-NA0J	最新の高浸透ナノイー搭載モデル	2022	33,610円

ポイント

• EH-NA2Jは価格重視・必要最低限のケアで十分な人向け。
• EH-NA0GやEH-NA0Eは旧型でコスパ重視の選択肢（型落ち在庫があれば）。
• EH-NA0Jは最新型・最上位機種で「しっとり重視」「髪質改善」ならベストチョイス。
• EH-NA9Mは中間層に最適なバランス型モデル。

予算別おすすめモデルの選び方

予算感	おすすめモデル	特徴
～15,000円	EH-NA2J	軽量＆シンプル。最低限のナノイー機能
～30,000円	EH-NA9M	コスパ抜群。ナノイー＋ミネラルでツヤ髪効果◎
～40,000円	EH-NA0J	高浸透ナノイー搭載。うるおい＆ダメージ補修効果が最上位
型落ち狙い	EH-NA0Gなど	高性能モデルを安く手に入れたい人向け

ポイント：

• 価格優先ならEH-NA2J。
• コスパと満足度のバランスならEH-NA9M。
• 最高のヘアケア体験を求めるならEH-NA0Jが圧倒的におすすめです。

【結論】こんな人にはEH-NA0J、こんな人にはEH-NA9M！

EH-NA0Jを選ぶべき人の特徴

• 髪が乾燥しやすく、パサつき・広がりが気になる人
• カラーやパーマなどで髪がダメージを受けている人
• 美容室帰りのようなしっとりまとまりのある髪を毎日再現したい人
• 30代以降で髪質のエイジングケアを始めたい人
• 最新技術・最上位モデルにこだわる人

特に、「髪を乾かすだけでケアしたい」「仕上がりのクオリティを求めたい」人には、EH-NA0Jが最適です。

EH-NA9Mを選ぶべき人の特徴

• ナノイー機能は欲しいが、価格は抑えたい人
• 家族で共用するなどコスパとバランス重視の人
• 風量も重視しつつ、速乾性を求める人
• 軽めの髪の悩み（広がり・ツヤ不足）を日常的にケアしたい人
• 学生や社会人初期で価格と性能のバランスを大切にしたい人

EH-NA9Mは、必要十分なヘアケア機能と価格のバランスが非常に良く、初めてナノイーを試す人にもぴったりです。

買って後悔しない選び方のポイント3つ

1. 「仕上がり感」を重視するか「価格重視」かを明確にする
   　→ 毎日使うものだから、優先すべきポイントを絞りましょう。
2. 髪質や年齢による悩みに合ったモデルを選ぶ
   　→ ダメージ毛・加齢毛には高浸透ナノイー搭載モデルが◎。
3. セール価格やキャンペーン情報もチェック
   　→ 時期によっては、上位モデルが割引になることも。公式通販や家電量販店の価格を比較するのがおすすめです。

よくある質問（FAQ）

Q. EH-NA9MとEH-NA0J、髪が早く乾くのはどっち？

EH-NA0Jの方が風量が強く、乾くスピードも速いです。

• EH-NA0J：約1.6㎥/分
• EH-NA9M：約1.5㎥/分

どちらも速乾性に優れていますが、特に髪の量が多い方や朝の時短を求める人にはEH-NA0Jがおすすめです。

Q. 高浸透ナノイーはどんな効果がある？

高浸透ナノイーは、従来のナノイーと比べて水分発生量が約1.9倍。これにより：

• 髪内部にまでうるおいが届きやすい
• うねり・広がりが抑えられる
• ツヤとまとまり感がアップ
• キューティクルの密着をサポート

結果として、ヘアオイルやアウトバストリートメントに頼らなくても、自然な仕上がりになります。

Q. EH-NA9MとEH-NA0J、どちらが長持ちする？

どちらもパナソニック製のため、製品の耐久性は高く、寿命の面では大きな差はありません。ただし：

• 使用頻度が高い場合、風量の強いNA0Jは若干モーターに負荷がかかりやすい可能性も。
• 保証期間やサポート体制はどちらも同等です。

大事なのは、こまめなフィルター掃除など、正しいメンテナンスです。

Q. 型落ちでもEH-NA9Mは買う価値ある？

十分に価値があります。

EH-NA9Mは2023年発売の比較的新しいモデルで、ナノイー＋ミネラルイオン搭載、デザインも洗練されています。

• 最新モデルEH-NA0Jに比べて機能は若干劣るものの、3万円前後という価格で安定した性能を得られる
• ヘアケア初心者や、はじめてナノイーを体験したい人には最適な1台

もし価格重視で検討しているなら、EH-NA9Mは「型落ちでも安心して買えるモデル」です。

【まとめ】EH-NA9MとEH-NA0Jの違いと選び方

EH-NA9MとEH-NA0Jは、基本性能が似ていますが、高浸透ナノイーと風量の違いが大きなポイントです。

• 価格重視 → EH-NA9M
• ヘアケア重視 → EH-NA0J

自分の髪質や求める機能を考えて、最適なモデルを選びましょう！